コロナ禍によって、大きく普及したオンラインレッスンや配信。元祖のSkypeやZoomなど様々な配信ツールが登場しており、誰でも簡単に始められるようになりました。
しかし、パソコンやイヤホンのマイクだけでなく、しっかりとマイクなど揃えていい環境にしたいとなった時、どのような音響機器を揃えれば良いのか分からないということがありませんか?
そんなあなたに必要最低限必要な音響機器を分かりやすくお教えします!
必要なものその1:マイク
相手方とのコミュニケーションに欠かせないマイクです。イヤホンやパソコン内蔵のマイクでも事足りますが、円滑なコミュニケーションにはしっかりとしたマイクが欠かせません。必ず必要なものと言って良いでしょう。
マイクには大きく分けて、「ダイナミック・マイク」と「コンデンサー・マイク」2種類あります。どのように違うか簡単に説明すると、電源なしで動作してくれるお財布に優しいのが「ダイナミック・マイク」。電源が必要でやや高価なのが「コンデンサー・マイク」です。「ダイナミック・マイク」はライブコンサートなどで、「コンデンサー・マイク」はアフレコなどのシーンで見かける事が多いでしょう。
様々な方を見ていると、見た目がプロっぽい「コンデンサー・マイク」を選択されている事が多いです。しかし、オンラインレッスンや配信の内容にもよりますが、多くの場合「ダイナミック・マイク」で十分役割を果たしてくれます。
逆に下手に「コンデンサー・マイク」を選んでしまうと、そこそこ大きいので場所を取ってしまったり、「ダイナミック・マイク」より壊れやすいと言った欠点があります。また、価格差も2,000円〜最大で50,000円ほどあるので、音楽ものをやられる場合以外は「ダイナミック・マイク」で問題ないです。
色々なメーカーから様々なものが発売されていますが、マイク老舗メーカーの「AKG」や「SHURE」などのものを選ぶと耐久性や音質面も安心できます。5,000円ほどの手頃なモデルがありますので、そちらで十分です。
・必要なものその2:オーディオインターフェイス
マイクの次に必要なもの、それは「オーディオインターフェイス」です。音響などに詳しくない方だとなかなか聞きなれない機器だと思います。
どのようなものか簡単に説明いたしますと、「音声信号をパソコンで扱える信号に変換する機器」です。音声信号は基本、アナログの信号でやり取りされています。しかし、パソコンはデジタリ信号しか処理できないので、そのままでは音声信号を取り扱う事が出来ません。音響機器とパソコン間の橋渡しをしてくれるのが、「オーディオインターフェイス」なのです。
一部のマイクや音響機器では、USBでそのままパソコンでそのまま刺せるものも登場しています。これらは、内部にオーディオインターフェイスの簡易的な機能が搭載されているものになります。なので、そのまま接続できる訳です。
USBでそのまま接続できる機器は一見便利そうですが、機器の分だけUSB端子が必要となったり、拡張性が悪かったりするので、Más Audio Soundではオススメしておりません。
ベーシックな「オーディオインターフェイス」は上の写真のような四角い機器です。安いものですと、1万円前後で購入する事が出来ます。あまり安すぎるものですと、遅延が大きかったり、音質が悪かったりするので、ちゃんとしたメーカーのものを選ばれと良いでしょう。
「オーディオインターフェイス」の中にはプロ用の多機能のものが多々あります。そう言ったものは操作がややこしかったりするので、避けるのが無難です。
・必要なものその3:ミキサー
最後にご紹介するのは「ミキサー」です。もちろん、調理機器でない方です。正直なところ、絶対必要なものではありませんが、あると非常に便利な音響機器です。
なぜ、非常に便利なのかというと、手元でマイクやBGMなどの音源のバランスを整える事ができるからです。パソコン上でもそのような事は出来ますが、マウスでの操作は面倒だったり、パソコンに余計な負荷をかけてしまいます。その点、ミキサーを使えば手元で直感的に操作できるので安心です。
選び方としては、まずどれくらいの入力が必要なのか考える必要があります。マイクは1つ、音楽などについては2つの入力を必要とします。例えば、マイク1つとゲーム音声、BGMを流したいという場合は、5つの入力が必要となります。
また、マイクの場合はマイク専用の入力が用意されている必要があります。これについては商品説明欄に「マイク入力は○ch」と書かれている事が多いので、それを参考にすると良いでしょう。
現代では、オーディオインターフェイスとミキサーが一緒になった「ミキサー型オーディオインターフェイス」というものが登場しています。一体型なので便利ですが、設定が面倒だったり取り扱いが難しかったりとするので、あまり自信ない方には別々に用意するのが無難でしょう。
一緒に必要な音響機器を選んでほしいという方に!
Más Audio Soundでは、お客様が必要としている環境に合わせて最適な音響機器をご紹介したり、セッティング方法などのお悩み相談などのサービスを取り扱っております。お手頃価格でご提供していますので、自分だけでは難しいと言った場合にはぜひご利用ください。
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